1954-06-02 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第65号
この点をひとつよく御検討願つて——日本銀行というものはこれは日本の金融の中心であります。その監理官が、一番大切なものが兼務のままで置かれておる。そうして、日本銀行のじやまにならぬようにそんなことをするから、国会がなめられることになるのです。この委員会がなめられるということにもあわせなるわけです。
この点をひとつよく御検討願つて——日本銀行というものはこれは日本の金融の中心であります。その監理官が、一番大切なものが兼務のままで置かれておる。そうして、日本銀行のじやまにならぬようにそんなことをするから、国会がなめられることになるのです。この委員会がなめられるということにもあわせなるわけです。
この告知書によつて日本銀行本支店、同代理店(各銀行)郵便局あるいは財務局(同出張所)へ直接払込んで頂くのです。」六が「売払代金が完納になりますと引続いて既往の使用料(弁償金)を納めて頂きますため納入告知書をお送りいたします。この使用料の納入方法は(五)の場合と同様です。」
従つて日本銀行、農林省、大蔵省、こういう方面とも緊密な連絡をとつてやつております。資金が急に引揚げられたというような場合には、すぐその穴は日本銀行の方で埋めてもらうというようなことまで日本銀行と相談しまして、確約を得てやつておる、こういうような実情でございます。御了承願います。
従つて日本銀行券は九百五十億の収縮ということでありますので、もし日銀の市中銀行に対するオーバー・ローンがありませんければ、まつたく壁にぶつかつてしまつて、相当混乱を来すのではないかと、見ているわけであります。
これは一括御説明いたしますと、病院で収入をとります場合には、直接日本銀行に納める、あるいは収入官吏が受取りまして日本銀行に納める、こういうことが建前であるべきはずであるのに、社会保険報酬支払基金から病院あるいは療養所が診療収入を受取られる場合に、市中銀行にひとまず預託されておいて、それから順次調定して行つて日本銀行に払い込む、こういうふうな扱いが従来とられておつたわけであります。
国家の保護を受けておつて、日本銀行と相当するぐらいに思つておつた正金銀行を利用したものは、一%か二%しか払つてもらえない。法律を見ると五万円まで払つてやるとあるが、実際窓口に行つてみると、一%か二%しか払つてもらえないというような、さような残酷な法律であります。これを一体政府はどうなさるおつもりですか。
これはある一定の算定方式によつて日本銀行から貸し出すわくというものが出て来るわけであります。その出て来たわくの四〇%に締めるのだというのがスタートでございます。その四〇%に締めるのが本年の一月に入りましてさらに三〇%に下げられました。さらに三月に入つてこれが計算の方式が全然かわつて、さらにわくが小さくなつたわけでございます。
仕事を扱うというのは表面のことになつて、日本銀行は扱つたことになつておりますが、東京銀行は約五十人ほどの人がおりまして、相当活発に仕事をいたしておりますが、そのほかは実際においては余り御活動になつていないというような状況でありますので、これは独立後、間もなくで、占領中、外国の銀行が相当、特にアメリカ系の銀行が活躍した、そういう影響もございましよう。
むしろ日本銀行は相互銀行、信用金庫との取引がないからという感じのようでもございますが、しかしながら日本銀行も昔の日本銀行と違つて、日本銀行自身もこの金融の社会性というものをある程度考え直してもらつてもいいではないか。
サンフランシスコに上陸するときに、マレー大佐のポケツトからダイヤがころがり出て、それをサンフランシスコから持ち帰つて、日本銀行の地下室に現在入れてあるのですから、こういう一つの例をもつてしても、アメリカ当局に向けて、こういう状態になつておるときに、まだほかにもありはしないかという強い主張をしてもいいと思うのですが、こういう点、大蔵省としてなされたかどうか、一応これも伺つておきます。
ポンドとか、外国通貨を額面通りにかえたことと、日銀券の場合との権衡の問題を御指摘のようでございますが、この法律の考え方は、先ほど申し上げましたように、日本銀行券がもと通貨であつて、日本銀行券預入令によつて強制通用力を失わせられた、その跡始末としてこれを考えておるのだ、その考え方から実は答えが出て来るのだろうと思います。
これはよくこちらで調べて、日本経済の再建及び産業の開発を目的としたもの、これははつきり書類にいたしますから、そう認められるものに限つて、日本銀行から仮にその銀行が、これは一例でありますが、仮に百五十億借りているが、百億はそういう日本経済の再建とか産業開発を目的としたものに振向けなければならない。そうしますと、あとの五十億だけを開発銀行へその銀行から預託して参る。
従つて日本銀行が一億円というようなことは何としても考えられないことであるが、これを早期に、日本銀行法の改正をして、そうして資本金の増資、増額を正常な軌道にこれを整備する御用意があるかどうかこれを伺いたい。
併し勿論印刷局の製品によつて日本銀行のほうに相当の利益が出て来るとすれば、それはやはり一般の政府の歳入として管財局のほうに日本銀行のほうから納付されるということになつておると思います。
現実に印刷局の御努力によつて日本銀行は莫大な利益を上げ、そこに働く従業員は他のいろいろな機関に比べて最高の給与水準を示しておる。同じ関連事業において、一方は莫大な利益を上げており、一方はその下積みにされておる。こういうことは何としても許されません。
従いまして、時期的には若干ずれるかもしれませんけれども、方向としては同じ方向へ逐次進んで参る、こういうことでありまして、全然大蔵省の認可するのは大蔵省のかつてであつて、日本銀行との取引は日本銀行独自でやるので、その方針が食い違つてさしつかえないのだというようなことにはなつておりません。
その後私の灰関するところによりますと、この相互銀行の内国為替取扱いの問題は、これは大蔵省が認可することであつて日本銀行とは関係がない。
この考え方、私ども今政府なり日本銀行と打合して、農業手形は結局どんなに最悪事態になつても共済金というものがもらえるから、それを担保にするからというのが農業手形の骨組みになつて、日本銀行が無条件で言われるところの適格担保という制度にまあなつております。
これは御承知のように、日本銀行の公定歩合が普通金利よりも高い、中央銀行の金利は市中銀行の金利よりも高い、従つて日本銀行に金を借りれば市中銀行はもうけがない。こういうふうな形が公定歩合のあるべき姿であります。これは間違いない。ところが日本の現状におきましては、相当長く、日本銀行の公定歩合が市中の金利よりも安い。
これは私はあまり日銀の力でおやりにならない方がよいということを常に感じておつて、そう、いう点につきましては、すでに委員会でも述べて、できるだけ受け身でやつてもらう、そうしてこれがどの程度日本の財界に響くかしいうことをよく調べて、その上でやるべきものはやる、またさもないものはやめる、あます一つ一つにこだわつて日本銀行が先に立つてやるということは、決して日本銀行の使命ではない、こう私は確信しております。
そこで、担当官のキヤツツ大尉は、その品物をば受取つて、日本銀行の地下室へ完全保管するという段階まで行きませんでしたので、これに対しては、ただ三井信託の倉庫から日本銀行の倉庫に移管する、こういう意見を大使館を通じて言うて来ておるのであります。従つて証明書はないのであります。
そのときには、明らかに、金、白金、ダイヤモンド等が入つた箱が十六箱、それから金の延棒一本十貫のものが二十五本、洗足池の自分の家から馬車二台を雇つて日本銀行の地下室へ行つて、自分が積んで、共和村の自宅に持つて行つたんだということをつぶさに述べられた。これは速記録があるのです。
その難点は前委員会においても私は指摘いたしたのですが、一年以内の短期の手形のみを基金協会において取扱い、しかして銀行は融資をするに当つて、日本銀行は九割まで再割引する方法が制定されておりまするが、長期の資金というもの——建造資金は絶対に長期でなければならないのであります。この長期資金に対しては、現在の銀行法から行きましても、これは制度の上からいつてもとうていでき得ないことでありましよう。